京つう

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2008年07月18日

宇治上神社




日本最古の神社建築と謂われる世界遺産。

応神天皇(中央)、菟道稚郎子『うじのわきいらつこ』(右)、仁徳天皇(左)がお祀りされています。

応神天皇とその息子達ですね。菟道稚郎子は仁徳天皇の弟君。菟道稚郎子については、兄に皇位を譲るために自害したという悲しい話が残っています。

素人ならではの宇治上神社考察なのですが、宇治(菟道)上神社は、仁徳天皇が菟道稚郎子の霊を鎮める(祟りを鎮める)ために作った聖域だったのかなって思います。

宇治上神社の厳かな雰囲気は、こういう歴史的背景から醸し出されているのかもって、勝手に想像を膨らませています。



宇治上神社そのものはめっちゃ地味。世界遺産に登録されなければ、一般の人に注目される事なんか、別になかったんとちゃうかなぁ…って思います。

本殿の東側に「春日神社」が建ってます。

一間社流造の小さな社であり、藤原一族の守護神を祀っているそうです。

平等院の鎮守社として藤原一族の繁栄を願って築造されたお社。

鎌倉時代の建築で、重要文化財に指定されてます。

かつて宇治七名水の一つに数えられていた「桐原水」が湧き出ています。

宇治七名水のうち現存するのは、この桐原水のみ。開発による環境破壊そのものです。

現在、飲むのには不適合とされているそうですが、確か…、近所のお婆さんは、今でも、ここに水を汲みに来てるって言うてはった気がします。お茶を沸かしたら、すごく味が柔らかいって言うてはりましたよ。

宇治の名水として、ぜひ、残す努力をして欲しいものです。

「宇治上神社」 (式内社・村社・国指定国宝・世界文化遺産)
<京都府宇治市宇治山田鎮座・朱印>

祭神
中殿:応神天皇
左殿:菟道稚郎子命(うじのわきいらつこ・応神天皇皇子・仁徳の兄)
右殿:仁徳天皇(応神天皇皇子)

由緒
神社の創建年代は不詳。
記紀に記載されているエピソードによると応神天皇は後継者に聡明であった末の皇子である菟道稚郎子を皇太子としていたが、応神死後、菟道稚郎子は兄の仁徳に位を譲り、自らは小椋池のほとりであった宇治に離宮をかまえて中央から離れてしまった。兄の仁徳も「先帝の定め」を重んじて弟に即位をうながし、互いに3年間ゆずり合っていた。天皇不在で人心が乱れたことを憂えた菟道稚郎子は自らの命を絶たれることによって、兄を即位させたという。宇治には菟道稚郎子の墓とされる御陵もある。仁徳は弟の薨去をきいて深くかなしみ、篤く葬ったとされる。ゆえに仁徳天皇創建ともされている。

平安期には宇治上・宇治の両神社をあわせて「宇治鎮守明神」「離宮明神」「離宮社」と称し、また応神をまつるがゆえに「離宮八幡」とも称していた。離宮とは平安初期の天皇離宮「宇治院」の鎮守社からかとも、もしくは古代の菟道稚郎子の離宮「桐原日桁宮」から由来しているからともされる。
宇治神社を「下社」「若宮」と呼称するのに対し、宇治上神社は「上社」「本宮」とも称す。もともとは両社一宮のあつかい。

藤原氏が宇治に平等院を建立して、当社を鎮守社と定めて以来、篤く崇敬されてきた。

当社は日本最古の神社建築として国宝に指定されている。

本殿(国宝)
内殿三社は一間社流造、覆屋は梁行三間流造。覆殿のなかに並立して治まる内殿三社が日本最古の神社建築遺構。建築年代は平安時代後期と推定。覆殿は鎌倉時代と推定。
拝殿(国宝)
単層切妻造。建築年代は鎌倉期とされる。平安時代の住宅建築が一棟も残っていない現在、神社建築とはいえ当時の住宅建築として推するに価する建物として貴重。洗練された寝殿造を彷彿とさせる建築。
摂社・春日神社(国指定重要文化財)
一間社流造。藤原氏の祖神であるタケミカヅチ命・アメノコヤネ命をまつる。建築年代は鎌倉期とされる。

参考文献
神社由緒看板及び御由緒書
神社辞典・東京堂出版
角川日本地名辞典・京都府

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Posted by とんがり山 at 11:10│Comments(2)宇治通信
この記事へのコメント
近所に住んでるのに知りませんでしたー★

今朝参拝して
この記事にたどり着きました

解りやすい解説でした
ありがとうございます。
Posted by うじっこ at 2010年01月09日 13:47
コメントありがとうございます!
最近またまた宇治に帰りたい病が発症して困っています。
Posted by とんがり山とんがり山 at 2010年01月11日 10:24
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