てるてる坊主の由来

とんがり山

2008年08月31日 09:13

そろそろ晴れてくれな、練習予定に困るなぁ…。と思い、てるてる坊主の由来を調べてみたら、へぇ~、歴史があって意外と奥が深い。

由来:
てるてる坊主の原型は、中国の伝説上の人物「晴娘」。日本のてるてる坊主との違いは、紙でできていること、女の子の姿をしていること、ほうきを持っていることだそうです。

晴娘が雨雲をほうきで掃き、晴れの気を寄せてくれるようにという意味で、平安時代に中国から日本に伝わったとの事。

最初は晴娘の女の子の姿をしていたらしいのですが、日乞いをする僧侶等の男子の姿にだんだん変わったと言われてるそうです。

また、逆さに吊るしたり、黒い坊主にすると雨乞いになると言われています。

しかし…日本のてるてる坊主の歌詞なんですけど、なんとびっくり3番までありました。

てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに 晴れたら金の鈴あげよ

てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
私の願を聞いたなら あまいお酒を たんと飲ましょ

てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
それでも曇って 泣いたなら そなたの首を チョンと切るぞ

そっ、そっ、そなたの首をチョンと切るぞ!? きっ、きっ、切るの!?

怖えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!ちょっと都市伝説はいってます
先日、長野県池田町の『てるてる坊主』アート展に立ち寄った時の写真です。

長野県池田町出身で童謡「てるてる坊主」の作詞者、浅原六朗(1895~1977年)の功績を称えたアート展。市町村合併にたよらずに自立の道を選択した同町が取り組む初めての本格的な観光イベント。

安曇野の田園風景と、21の北アルプスの峰々の観覧席である安曇野池田クラフトパークに、全国から集めた手作りのてるてる坊主を飾り、収穫祭もあわせて行われたユニークなイベントでした。

地方発信のイベントは、なんとなく暖かで、気持ちを優しくしてくれます。
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