2008年06月22日
京都産業大学ラグビー部

結構ガチンコの白熱した好ゲーム、テンション上がります!
京都産業大学と言えば、我母校、大阪体育大学の永遠(?)のライバル校。毎年死闘を繰り広げています。
僕が現役の頃、今日と同じ雨の中の京産大との練習試合でした…。
京産大の選手のハンドリングミスからこぼれたボールを、足でひっかけてドリブル、偶然にもインゴールでボールが止まってくれて、飛び込んで逆転トライ。そして、試合終了。
試合後、大西監督はそのハンドリングミスについては怒らず、『なんでミスの後に、誰もそのボールにセービングせーへんかったんや!ミスはつきもんやろ!仲間のミスを助け合うのがチームや!』と、静かに、かつ、厳しくお話しをされておられてたのですが…、いきなりボールを持って来て、何すんのかなぁって思ったら、そのボールを水溜りになってるグランドに転がして、大西監督が自ら、『セービングて言うのはこーやってするもんや!』って言いながら、何回も選手にセービングのお手本を見せておられました。
…それを見ていた僕達は、みんな口々に、『大西監督って、…マジで凄いなぁ。京産大強いのは練習がエラいだけとちゃうでこれ…。このままやったら俺ら勝たれへんで…。』って言うてたのを思い出します。
あれから20数年経った今も、変わらない情熱でグランドに立ち続けている大西監督。
今日も雨の中、傘もささんと、椅子にも座らんと、ずっと試合を見たはる姿は、ホンマに尊敬に値します。このスタイルは就任以来ずっとですから。なかなか出来る事ではありませんよ…。
今日の試合後、1時間半以上、黙々と生タックルとスクラムをやっている選手達の姿を見て、大西 健/京都産業大学ラグビー部の脈々と受け継がれている伝統と哲学と魂を感じました。
Posted by とんがり山 at 13:54│Comments(1)
│RUGBY
この記事へのコメント
初心忘れるべからず、継続は力なり…わかっちゃいても実行してる人少ないですねぇ。京産の大西監督、体大の坂田監督ともにリクルートに苦しみながらもいっつも「ええチーム」作ってきます。指導受けてる選手だけでなく学生や卒業生にも夢と希望をあたえています。やっぱ伝統、哲学、魂って大事なんだとつくづく思いました。
Posted by キンタ at 2008年09月07日 11:11